2ヶ月ぶりにZINZIEN メンバー主催でのワークショップを2020年11月25日(水)に実施しました。
今回は「次世代育成」をテーマにディスカッションしています。
各社が抱える「人材育成」の現状
今回は、事前に下記のお題について皆様にご準備いただき、発表してもらいました。
・各社の「人材育成」の現状
・「次世代」が育っているか否か、またその理由
皆様感じられている課題は様々でした。
・育ってそう、育ててそうだが、証拠やデータなどなにもない。
・研修がほとんどないので、インプットして実践する機会がない。
・教育プログラムのが多いので、断捨離が必要
・育てる側が自分自身の成長で手がいっぱいかもしれない
また、各社育てることに対する考えや、実施している施策も共有されました。
・教育の目的は、自律した人を創ることだと思う。
・チャレンジできる環境や失敗を受け止める環境など、育つ場を設けている
・全員を一律に育てるのではなく、一人ひとりに合ったペースで育てる
・自分が目指したい方向性や人などを見つけ、目指すことで成長する
ブレイクアウトルーム
ここからは、もっとお互いの話を深く話し合うために、二つのグループに分かれてブレイクアウトルームで対話をしました。
一つのグループでは、
各社社風が異なることから、成長のベクトルも異なることが判明。
例えば、とある企業は「チャレンジし、失敗し、再挑戦する」ことに重きを置いているため、安定なプレイヤーを作るシステムはない。
一方でもう一社は、スーパープレイヤーではなく、安定した人を育てることに重きを置いているいて、リーダーを育てる際に足かせになってしまうときもあるそうです。
経営トップが、どういうふうに会社を成長させていきたいかという方向性がないと、教育プログラムはなし得ないのでは、という話になったそうです。
もう一方のグループでは、「次世代とは」の定義から始まりました。経営が思う次世代の姿があり、人事が思う次世代の姿もある。そしてそれが経営陣から社員に落ちていくにつれ、伝言ゲームのようにフィルターがかかってしまうので、評価などには、しっかりと線が通ったものが必要だと感じられたそうです。
リーダーといえばこの人!
最後に、皆様にとって、「リーダーといえばこの人!」って方はいらっしゃいますでしょうか。
みんなのリーダー感が掴みやすくなるかなと、それぞれが思う「リーダー」と、その理由を挙げてもらいました。
多くの方々が、「会社の代表や社長さん」でしたね。
理由としては、
・得体のしれない戦に挑んでいる人で、ついていきたいと思う
・チャレンジャーで、信念が変わらない
・次世代にいいものを残そうという想いに共感した
・人をよく見ている。そして人を動かすのも上手い
など様々な意見が!
一方でこんな意見も!
原 辰徳さん:厳しさや、ビジョンを絶対に達成する信念、強かさなど、多くのものを兼ね備えている
空海:戦略性もあり、リーダーシップもある。人の欲望をうまく使い、抑制するマネジメント力を備えている
今回もまた、「次世代育成」や「リーダー」について、各社が実施していることやメンバーが考えていることを多く学べる会でした!
ぜひ皆様も、一度「リーダーといえばこの人!」とその理由を考えてみてください。
次回は久しぶりにZENKIGEN主催のWSです。
どうぞお楽しみに!