コロナウイルス感染拡大に伴い、採用の場面でもデジタル化が進み、「採用DX」を推進する企業が増えました。
各社色んな取り組みをされている一方で、色んな課題も見えてきた一年だったかと思います。
そこで2021年6月22日(火)に、ZINZIENを運営するZENKIGENの社員と共に、採用DXについて座談会を開き、
採用のデジタル化や今後の取り組み、課題感について皆で話し合いをしました。
何のためにDXを取り入れているのか
・今までオフラインで行われていた選考が、コロナでオンラインに切り替わったので、
候補者をAIで分析し、その結果を参考に合否をつけています
・面接官の面接力を分析し、選考の精度をあげています
・生産性向上のためにDXを取り入れています
コロナ渦の中で直接会うことが難しくなった今、コロナ前の採用スタイルを維持するだけでなく、DXを活用して更に面接の質の向上に取り組んでいるようですね。
DXにおける課題や今後取り組みたいこと
次に、採用DXにおける課題や、今後皆様が取り組みたいと思うことについて意見を出し合いました。
・クリエイティビティやアート、デジタルやAI、
そしてテクノロジーは、どこまで親和性があるのか。そしてどこまで人を見極め、人を引き寄せられるのか。
・テクノロジーは効率や数値を見てしまうが、そうでない部分はどうやってデジタルと付き合っていけばいいのか。
・新しいものを取り入れる際に組織をどう動かしていくのか。
・面接内容の解析や、言語解析など、現在の技術でどこまで出来るのか。
・デジタルの採用でも体温を感じることができるものにしていきたい。
沢山議題が上がりました。
DX化を進めていくにあたり、各社色んな課題が見えてきました。
同時に、課題が明確になったので、DXやAIの導入をどんどん進めていくことができたという意見もありました!
最後に
参加者の皆様から、本日の感想を頂きました。
・他社様の採用の仕組みや取り組みを知ることができてとても勉強になりました!
・DX化へのロードマップを引いた際に、それぞれの領域に対して現状どこまで行うことが出来ているのか、
どこまで今後最適化していくことができるのかを話し合いたいと思いました。
・AIの導入が遅れているのを実感しました(苦笑)
・DXは難しい現状もありますが、こんなことも可能になるんじゃないかとわくわくしました!
他にも、デジタルトランスフォーメーションの捉え方や、各社が他にも困っていること、データを用いて可能となった分析内容、など、
今後皆様と話し合いたいテーマについても意見をいただきました。
答えのない課題について話し合うことは難しいですが、とても貴重な時間でした。
今後もDX化や組織人事について意見や情報を共有し、共により良い組織や世の中を作っていきたいなと思います。