9月にZINZIEN主催で人事交流会を実施した後、「また参加したい」「次回開催時もぜひご連絡ください」といった大変嬉しいお声をいただき、忘年会も兼ねて12月に再度「人事忘年交流会」を実施しました。
前回開催時のレポートはこちら
ZINZIEN主催 人事忘年交流会の概要
このイベントは、企業の人事担当者様や、人材業界で働く方々が、情報収集や横のつながりを広げることを目的として開催されました。
前回と同様、今回もまたZINZIENメンバーでもあるiYell株式会社のご協力のもと、オフィスをお借りして開催しました。
企業規模や役職に関係なく、さまざまな企業の人事担当者様が集い、約50名の方々がディスカッションや懇親会を通して交流を深めていただきました。
前回の交流会で実施したディスカッションの時間がとても好評で、今回はもう少し時間をとって2つのテーマについて対話いただきました。
「あなたのパーパス」についてディスカッション
はじめに、コミュニティマネージャーの清水からのご挨拶とZINZIENのコミュニティ紹介から始まりました。
ZINZIENは、「社会に資する人」という理念に基づいて、所属する会社の枠を超え、協力し合う仕組みを生み出すことを目指しています。
人事が個人を変革し、組織を変革し、社会を変革するところに繋がっていく活動をしていきたいという想いを強調しました。
その後は早速グループディスカッションです。
まずは場に慣れていただくために、参加者は役職や人事経験年数に応じてグループに分かれてもらい、「あなたのパーパスはなんですか?(なぜ働くのか?人生における働く意義は?)」というお題について自己開示していただきました。
「社会のため」「家族のため」など、たくさんの意見が飛び交い、参加者の皆様が場に慣れていただくまで数分もかからなかったかと思います。
「2030年問題に向けて」ディスカッション
次に、また別のグループに分かれていただき、新しいテーマについてディスカッションいただきました。
2030年には、約650万人の人手不足※が見込まれ、労働共有を増やす対応だけでは需要に追いつかないと言われています。企業ではこれまで以上に人材の採用と確保することの難易度が高まると予測され、対策の検討が必要不可欠です。
※出典:パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/spe/roudou2030/
そこで、「2030年問題」に向けて、人事の皆様や会社として、どういった対策を検討されているのかお話し合いしていただきました。
参加者の方々からは、「社会として直面している問題についてテーマを設定していただいてたので、それらの問題について各々の業者からどのようにアプローチしているのかということが知れて、とても勉強になりました。」などの感想が寄せられました。
懇親会
最後に50名の参加者様とともに立食形式での懇親会を行いました。
日頃抱えられている悩みや、どういった取り組みをされているかなど、様々なトピックで活発で楽しい会話が繰り広げられていました。
参加いただいた皆様からは以下のような大変嬉しいお言葉をいただきました。
・多様な価値観の方と接することで自身の価値観の固定化を防ぐことが出来た。
・他社様の取り組みや工夫などを知れて大変参考になりました。
・様々な業界の方々とフラットにお話をすることができ、刺激になりました。
・参加者と、会社をより良くするために人事がどうあるべきかという会話ができて、学びと刺激の多い時間になりました。
・年齢層が幅広く、積極的に話しかける雰囲気が心地よく、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
・ディスカッション実施など、他の交流会に比べて質が高いと感じました。ディスカッションのテーマも普段考えられないことを考える良い機会になりました。
最後に
人事忘年交流会を開催するに当たり、運営に携わっていただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、年末のお忙しいところご参加いただいた人事担当者の皆様、本当にありがとうございました。
今回はディスカッションの枠を長めに取っていたため、企業の業種や規模、参加者様の年齢や役割など、様々な人事の方々と意見交換をする時間を取れたかと思います。まさにZINZIENのコンセプトである「社会に開かれた人事」を体現できた時間でした。
来年以降も、ZINZIENは「開かれた人事」という共通の価値観を持って推進していきます。今後もまたオープンな交流会は実施していくことを検討しておりますので、ぜひご参加いただけますと幸いです。また、ZINZIENの活動に少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひご連絡いただけますと幸いです。
2024年度もどうぞよろしくお願いいたします。