コロナ禍で実施された21新卒の採用が少しずつ落ち着いてきました。
これからは22新卒のインターンや本選考に向けて準備が始まる時期ですね。
とその前に、21新卒の採用活動の振り返りを実施したく、2020年9月2日(水)にZENKIGEN主催でワークショップを実施しました。
「21新卒採用 面接あるある」と、「近年の学生の変化」についてディスカッションをしました。
オンライン面接、どうでした?
・今までは接客業だったことにより、対面にこだわっていましたが、日程調整や目標採用者数に到達できない課題もあったので、今年は採用者数も増え、辞退率も下がりましたね。
・地方学生など、距離に関係なく採用できたのは良かったです!
・対面だとマスクが必須で表情が見えないので、オンラインだと逆に見れるので良かったですね。
など、メリットと感じる点は多かったようです!
デメリットとしては、サービス業を展開される企業様の場合、服装全体を確認したいところ、上半身しか見えないところが気になったようですね。
また、オンラインにすることにより、オフラインと比べてプロセスが変わったか聞いたところ、
ほとんどプロセスは変わっていないとのことでした。
ただ、オンラインのほうが面接時間が短くなったことにより、候補者様の満足度が下がっていないかだけが不安とのこと。
・面接中に会社の情報をより多く伝える
・締めの挨拶を短いものと長いものを両パターン用意しておく
・一問一答にならないように、会話をしながら調整している
など、色んな工夫をされているようです。
ちなみに、「違うかな?」と感じた候補者に、面接を受けてよかったと思ってもらえるための工夫についても伺ってみました。
・面接開始直後にそう感じた候補者に対しても、機会の不平等が起こらないように、全員が同じ面接になるようにしています。
・対話の中で、「自分が何をやりたいのか」「どうすればその子の魅力を引き出せるのか」など、キャリアコンサルティングのようなことをしています。
近年の候補者について
次に、候補者や新入社員など、近年の若者について対話をしました。
最近の若者は、「コミュニケーション力」を上げることに注力しているように感じる、といった話題から入りました。
今の若者、いわゆるZ世代は、友達の輪を守り、人の感情を読み取りながら、嫌われないように気をつけているのでは。
確かに、彼らのコミュニケーションを見ていると、周りに気を使ったり、色んなことを気にしているように思います。
そしてそんな彼らとの連絡方法について伺ったところ、なんと従来のメールではなく、LINEなどのSNSを利用されいているとのこと!!
SNSのほうが、学生さんにとって、手軽にやり取りができるようですね。
最後に
参加してくださったZINZIENメンバーに、ワークショップの内容について感想を伺いました。
・興味深いことが多く、気付かされることがたくさんありました。日々のことをざっくばらんに話せるのはいいですね!
・若者の価値観について、とても刺激を受けました。またモヤモヤを共有し合えたらと思います。
・他社様の面接についてヒアリングさせていただくことが今までできなかったので、とても参考になりました!
会社に閉じて、疑問点や不安点を解決するには限界がありますが、会社の枠から一歩離れて普段のモヤモヤを共有することによって、
新たな学びや刺激をこんなにも得られるんだと気付かされたワークショップでした。
今後もZINZIENのメンバー同士、「開かれた」状態で関係性を築き上げ、互いに議論を広げられたらと思います。