“人事の役割”とは

“人事の役割”とは

コロナウイルスを発端に各社でリモートワークが進み、“誰がいつ何をしているのか”を認識し合うことが以前より困難になりました。
そして、消えた業務もあれば新しく生まれた業務もあります。

そうした変化から、「そもそも自分の役割ってなんなのだろうか?」と自分自身に問う機会も増えたのではないでしょうか。

先日ZINZIENメンバー主催でのワークショップを2021年9月29日(水)に実施し、“人事の役割”についてディスカッションをしました。

チェックイン

毎回恒例のチェックイン。テーマは「人事の役割を一言で」

・全ての組織レイヤーの”潤滑油”
・社内全体に血と酸素を流す“心臓”
・時として主役であり脇役である、“オールラウンダー”
・環境づくりの“コミュニケーター”
・アメーバ的に形を変えられる、全部署に対する“接着剤”

多種多様な回答でありながらも、全社を意識した言葉が多くでていますね。

人事の役割は不変か?可変か?

可変ではないだろうか、という意見が多かったですね。
そんな議論の中、共感を集めた言葉がありました。

“その企業や人の人生に関わっている”という思いを強く持っていなきゃという意識は不変。

だからこそ、“毅然とした判断をしなければいけないときもあり、優しくすることが全てではないよね”と、熱い議論が交わされました。

社内で“人事の役割”は定義されているのか

ここまでは個人の考える“人事”について議論していましたが、ここからは以下の2つについて話していました。

①そもそも企業で人事は定義されているのか?
②その定義は全社で共通認識をとれているのか?

ここでは“業務内容の線引き”や“社内への浸透”の難しさが多く議論されました。

・役割や立ち位置の定義を説明する場面はあったが、行動に落ちてるかは別の話
・従業員が所属する場によって、本人と人事までの距離が遠くなってしまう
・業務範囲は複数の円が重なっているような感じで、重なっている部分を扱うのが難しい

ここでは各企業の文化が色濃くでていました。
“人事”と一括りにいっても、企業によって様々ですが業務範囲の明確化は容易ではなく、
だからこそ“話し合うことが大事だ”という本質的な気づきがありましたね。

最後に

ZINZIENメンバーに感想を聞きました。

・企業文化やそれぞれの企業の在り方がそれぞれの悩みの種類を生んでいくと感じた
・これまで思考の中に存在しなかった考えが多かったので、学びや気づきが多かった
・頭を使いながら、整理する必要のあることだと感じるテーマだった
・メンバーの話を聞くことで、自身の企業の”人事”が見えてきたと感じた

ZINZIENという場で繋がり、対話を重ねることで知る新しい考え、
そして気づきがあることは本当にありがたいことだと感じます!
今後もこの輪をどんどん拡げていきます!

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